2011-01-01から1年間の記事一覧

さまぁ〜ずと社会学

さまぁ〜ずのネタで「キノコの話」というものがあります。 おそらく2006年の爆笑ヒットパレードで披露されたもので、 YOUTUBEにUPされたこのネタは今や100万回以上再生されています。個人的にも大好きなネタですが、これを観ていて思う節があったのでここに…

すべり笑いにはこれが必要。「フォロー」と「ワンテンポ」

ずっと思っていたことがあります。 それは、すべり笑いは集団芸ということです。 そして、素人の世界でもうまく応用することができる、と。 そもそもすべり笑いってなんでしょうか。 すべり笑いとは、すべった後の空気、またフォローによって引き起こされる…

芸人の言いかえテクニック

テレビを観ていてお笑い芸人の発言に対して うまいな〜って関心するときありませんか。この「うまい」について思う節がいくつかあったので記します。先日、はなまるマーケットを観ていたときのこと。 ゲストはまえだまえだ。 兄弟のロケがあり、そこでの兄の…

上岡龍太郎「芸人論」裏付け

2010年ネタ番組が相次ぎ終了し、 お笑い冬の時代に突入した。 しかしながら、吉本興業をはじめとするお笑い芸人は バラエティ番組にて絶対的なイニシアチブを握り、 お笑いタレントがバラエティ番組を支配する構図を築き上げている。そしてマクロ的にみれば…

「っす」論

「○○っす」 日常会話でよく使われるフレーズの一つ。語尾につける「っす」は コミュニケーションを円滑に進める潤滑油的な役割がある気がします。どういう時が使いどころかと考えると ちょっとした先輩・後輩の関係性が発生する学校やバイトが主かと。この語…

とんねるず×ダウンタウンの共演はないのか?

夢の共演を見てみたいという視聴者はたくさんいるんじゃないかと。とんねるずとダウンタウンは関東と関西の山という わかりやすい対立構造なんとなくあって 視聴者が変に意識しているかもしれませんが。 それでもYOUTUBEにあがっている「なるほど・ザ・ワー…

サンドウィッチマンのオリジナルネタ

コント『クレーム』 伊達 「テレビの調子わりーな。電話一本入れてやろ」 (プルルルルル…) 富澤 「こちらカスタマーセンターです」 伊達 「あっでたでた。ちょっとテレビのことで聞きたい…」 富澤 「弊社への賞賛メッセージの方は4を」(食い気味で) 伊…

ダウンタウンDXから学ぶこと

またちょっとテレビの笑いと日常会話のつながりを一つ。ダウンタウンDXでは多くの芸能人が順に 自分のトークをしていく番組です。もちろん中にはトークの着地点が見えない 芸能人もいるんですね。それをいかにうまくダウンタウンが さばいていくかということ…

フォローの重要性

笑いのメカニズムはよく フリ→ボケ→フォローといわれますよね。このフリ→ボケは日常生活の中でも だいぶ浸透しているかと思います。生活にお笑い文化が根付いているわけですが 当然いいフリもあればよくないフリ、 例えば「めちゃブリ」もあるんです。いきな…

アルクメデス

NHKの本気のバラエティ番組パロディが中心で内容はいたってシュール。 今回はみどりの日にちなんで「緑」の特集。 そのためにアナウンサーも中川緑さんしか出ないまでのこだわり。 しかしながら構成はびっくりすぎるくらいしっかりしている。特にそれを思っ…

ボキャ天的な要素の魅力

「言葉もじりの笑い」 これは一見シンプルだけど奥が深いと思うんです。 まず音のもじりと活字のもじりがあるわけで。テレビの言葉もじりは音がほとんど。 ボキャ天もそうだし今だと タカトシのフットンダという番組がたしかある。これは曲のワンフレーズを…

すべらない話はすべらせない話?

すべらない話は初期の方がよかったなぁ なんて番組当初を懐かしむ人も少なくないのでは。DVDを除いて 通常のテレビ放送なら全て見てきたし 個人的にも大好きな番組である。ただ最近ではイベント化し ゴールデン放送でまるでお祭りのよう。開会宣言として歌手…

コメ旬が届く

お笑いの専門誌『コメ旬』が届きました。 まさかキネマ旬報社から出るとはね〜今回は第一号ということで関東の芸人が中心。 表紙が爆笑問題はずるい笑。いや正解。読みたくなる。お笑い雑誌って考えてみれば吉本のマンスリーよしもと、 お笑いポポロ、あとお…

大崎社長

カンブリア宮殿で吉本の社長 大崎さんが取り上げられていた。まず興味深いのがカンブリア宮殿はテレ東の木曜22時で DXのま裏だということ。これは番組内のインタビューでダウンタウン本人が触れていたが 吉本側の粋な計らいがあったのか。内容はそれはそれ…

お笑いの10年間

たまたまYoutubeで2001年、 今から10年前のお笑いトーク番組を見た。メインが松本人志と今田耕司で 吉本のこれからについて議論するというもの。わきを固めているのが キム兄、千原兄弟、雨上がり、130R、FUJIWARA、DonDokoDonと 今で考えればなかなか豪華だ…

劇団ひとりの新番組を考える会議

新しい番組を考える番組。 メタな視点の切り口で作家さん、つまり作り手が番組に参加するタイプのものは 過去にいくつかあったように思う。さんまの「お台場明石城」とかそうだし最近だと 「フジ算」もこの類なのかなぁここに記したいのは番組の形じゃなくて…

お笑い番組と緊張と緩和

お笑い番組と呼ばれるものがある。 昨今のショートネタブームに陰りが出て ネタ番組はおろか番組内のネタ見せさえも少なくなっているような。その中でお笑い番組はどうやって成立していくか。 それはいかに番組側自ら「笑えない状況」を作り出すかに思える。…

マツコ・デラックス

それにしても安定した活躍ぶりだなぁ。「有田とマツコと男と女」をはじめとして「スタードラフト会議」 と今度は上田と「マイノリティレポート」。ずいぶんくりぃむとからみが多いなと思ったら たしか事務所が同じだったような気がするのだが。有吉との番組…

大田出版って

ビートたけしさんの事務所は言わずと知れたオフィス北野。 昔は大田プロでした。たけしさんはたくさんの著書を世に送り出した。 それらを出版するために大田プロから派生して独立したのが太田出版だったような? ここからはバトルロワイアル(たけしさんも出…

はじめまして

先日、サンドウィッチマンの生ネタを観に横浜にぎわい座へ!円楽師匠とサンドウィッチマンが出演するのでわくわくサンドのネタは漫才で「母からの手紙」 からのショートコント10コほど そして最後に漫才で「不動産」! 生は臨場感がある。ただそれゆえ お客…